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思い出のマーニーあらすじネタバレとその後は?意味わからないストーリーの伝えたいことは?

思い出のマーニーあらすじネタバレとその後は?意味わからないストーリーの伝えたいことは?
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こんにちは!うーたんです。

思い出のマーニーを見たという人の感想に「意味がわからない」というものがありますね。

確かにこの作品は不思議な場面がたくさんあります。

中にはホラー映画じゃないかといった意見も見られますが、今回の記事では思い出のマーニーのあらすじとネタバレやその後に加えて意味わからないと噂のストーリーが伝えたいことをまとめていきたいと思います。

題して「思い出のマーニーあらすじネタバレとその後は?意味わからないストーリーの伝えたいことは?」です。

思い出のマーニーあらすじネタバレとその後どうなった?

主人公は北海道札幌市に住む中学1年生・佐々木杏奈。

両親を事故で亡くし育ての祖母も早くになくなってしまい孤児院へ入れられた杏奈ですが、子宝に恵まれなかった佐々木夫妻の養女として引き取られ、実の娘のように大事に育てられました。

ところがあることがきっかけで頼子と距離を置くようになり養母を他人行儀に「おばさん」と呼ぶようになっていました。

ある夏、持病の喘息が悪化し医師から「休養が必要」と提案され夏休みの間療養のため親戚が住む海辺の田舎町へ向かいます。

親戚の大岩夫妻の家に滞在し海辺での暮らしを始めたある日湿地の奥に建っている一軒の屋敷を見て、初めてのはずなのになぜか知っていると感じていました。

ここには長いこと誰も住んでいないということや昔に外国人が住んでいたという話を聞き、その時に見たお屋敷は確かにボロボロの状態でした。

お屋敷を見た杏奈はそれが忘れられず、夜になると金髪の少女が屋敷の中でおばあさんに髪をとかしてもらっていたり館の窓に明かりが灯っている夢を何度も見ます。

ある日気を利かせた親戚のおばさんのセツの計らいで地元の子供達と一緒に夏祭りへ行くことになりそこで願いを書くようにと短冊を渡される。

杏奈が「毎日が普通に過ごせます様に」と書いた短冊を見て、おせっかいの信子が「普通ってなに」と詰め寄り短冊を取り上げてしまいます。

また杏奈の目を見て「よく見ると外国人みたいで綺麗」と青い目のことを指摘し、カッとなった杏奈は信子に「ふとっちょブタ!」と暴言をはいてしまうのです。

 

マーニーとの出会い


杏奈は自己嫌悪に陥り自分が嫌いと叫び海に向かい、近くにあった一艘のボートに乗り込み、杏奈は向こう岸にある屋敷へと向かい、そこで杏奈は金髪の少女マーニーと出会ったのです。

この金髪の少女が夢でおばあさんに髪を梳かしてもらっていた少女だったんです。

不思議なことに、廃墟だったお屋敷には灯かりがともりたくさんの人の話し声がしていました。

ここで杏奈とマーニーはお互いのことは誰にも言わないと約束し友達になります。

マーニーと杏奈は一日3つの質問でお互いのことを知り合うようになり、マーニーがお手伝いのおばあさんとねえやと暮らしていること、両親とは時々しか会えないことなどを知るのです。

マーニーが自分の家のパーティーに杏奈を誘い、花売りとして入り込み両親に会ったりダンスを踊りますが気が付くと靴を片方履かずに倒れている。

マーニーと会えない日々が続いていた時、スケッチをしている久子に遭遇し屋敷が改築していることを知り向かうとメガネの女の子に「あなたマーニー?」と声を掛けられる。

 

マーニーとの別れ


久しぶりに会ったマーニーから、実はお手伝いのおばあさんやねえやからいじめにあっていたというつらい過去を打ち明けられ、丘の上のサイロに無理やり連れていかれ怖い思いをしたことを知ります。

雨の中、サイロにサイロに行った二人は眠りにつくが、杏奈が目を覚ますとマーニーはいなくなっていた。

一人置き去りにされた杏奈は裏切られたと怒り、熱を出し夢の中で、なぜ自分を置き去りにしたのかとマーニーを責めます。

そこでマーニーから永遠の別れを告げられいなくなってしまうのです。

 

マーニーと杏奈のその後は?結末をネタバレ

マーニーとの日々を思い出せない杏奈ですがメガネの女の子が屋敷で見つけた日記と一枚の絵を見せてくれ、それはまさにマーニーが書いた日記と久子が書いた絵でした。

そこで久子に話を聞くと幼い頃のマーニーのつらい過去を話してくれました。

そしてその後のマーニーが和彦と結婚し娘が生まれ、その娘が結婚して子供が生まれるのです。

ところがマーニーの娘は夫とともに事故で亡くなってしまい残された子供はマーニーが育てていくことに。

孫を愛情いっぱいに育てていたマーニーですがほどなくして病気で亡くなってしまい、残された幼い子供は施設に預けられてしまった…と、杏奈はマーニーのその後を知ったのです。

ひと夏の療養を終え都会に戻る頃になると杏奈にはおおきな変化が表れていました。

迎えに来た養母の頼子に渡された、杏奈が施設から出る時に大切に握りしめていたという写真の裏には「マーニー」と書いてありました。

この写真は杏奈を大切に育ててくれたおばあちゃんのもの。

この物語のあらすじネタバレはマーニーは杏奈のおばあちゃんだったということです。

 

思い出のマーニー意味わからないストーリーの伝えたいことは何?

思い出のマーニーの口コミで多いのが「意味がわからない」というものですね。

確かにストーリーの途中では謎の部分がたくさんあり、今のは何だったのか不思議に思うところがありました。

中にはこの物語はホラーじゃないか?なんていう口コミもあるほど謎が多い作品ですがその不思議な話の展開も魅力の一つで、一回目に見た時と二回目、三回目に見た時では感想が違ってくるようです。

ではこのストーリーが伝えたいことは何だったのか…考えてみたいと思います。

 

自己否定と人間不信を克服


不幸な生い立ちで自分は人から愛されていないと思っていた杏奈は他人はもちろん養母や親戚の人にも心を開きませんでした。

養母の頼子も自分を愛していないと思い、自己否定していた杏奈。

でも、マーニーと出会って人を愛する気持ちと人から愛される気持ちを知ることに…。

そして、自分は愛されずに育ったと思っていたが祖母から愛情をいっぱいうけていたことに気が付く。

また、親戚のおばさんから養母の頼子が杏奈を養子にできたことをどれほど喜んでいたかを聞き、頼子のことを母と呼ぶように。

 

暗い性格が治った

不幸な生い立ちで孤児院から養子に来た杏奈は性格が暗く周囲の人と馴染むことが出来ませんでした。

そのためお祭りで信子に暴言を吐いたりしていました。

ところがマーニーと出会ったことで友達ができ明るい性格に変貌し、夏休みが終わるときには新たな友達もでき、ひどいことを言ってしまった信子に対しても謝れるように変わることができたのです。

思い出のマーニーのストーリーは不意義な場面や内容がたくさんでてくるので意味がわからないと感じますが、心に闇を抱えたある少女の成長のストーリーということで、こういうテーマはなかなか理解するのは難しいテーマなのかもしれません。

 

まとめ


今回はジブリ作品の中でも特にストーリーの意味がわからないと噂の思い出のマーニーについてあらすじネタバレとその後についてと、ストーリーが伝えたいことについてお伝えしてきました。

この作品はジブリ作品っぽくないという口コミも多くみられますが、見始めると見入ってしまいもう一度みたいなと思わせてくれる魅力的な作品です。

私もストーリーが終盤に進めば進むほど見入ってしまい、終わった時にはまた観たいという気持ちにさせられてしまいました(笑)

最初の掴みは物語が始まってすぐの、誰も住んでいないはずの湿っ地屋敷に電気が灯っている場面ですね…。

ここで私は「おぉぉぉ!これはやっぱりホラー映画かっ!」と食い入るように見てしまった次第です。

ということで今回は「思い出のマーニーあらすじネタバレとその後は?意味わからないストーリーの伝えたいことは?」でお伝えしました。

最後までお読みいただきありがとうございました。