こんにちは!うーたんです!
ジブリの人気作「風の谷のナウシカ」に登場する王蟲(オーム)の正体とモデルは何?怒るとどうなるのか疑問に思ったことはありませんか?
ナウシカを小さい頃に見た時は、ストーリーの内容が詳しく分からない場合が多いです。
しかし、しっかりキャラクターの事やストーリーの背景や裏側を知りながら見ていくとより一層面白さが分かる作品となっております。
ナウシカは皆さんご存じの通り映画でご覧になっている方も多いと思いますが、
漫画版もあり、その中ではより詳しくストーリーが描かれています。
今回は王蟲(オーム)について書いていけたらと思います。
題して「ナウシカの王蟲(オーム)の正体とモデルは何?怒るとどうなる?」です。
ナウシカの王蟲(オーム)の正体とモデルは何?
映画の風の谷のナウシカの凄いところは
物語的には提示した伏線何も解決してないのに
オームの暴走をおさめる
というイベントを使って何かが解決した感を出して
くるところで
あれはTRPGでも見習いたい
— くたら (@gdrhone) July 10, 2020
ナウシカをスクリーンで観れるのは、ナウしかない。 pic.twitter.com/4TIJQ41IfR
— 滝澤 努(No.169) (@takizaworld169) July 9, 2020
風の谷のナウシカで出てくる代表的なキャラクターが王蟲(オーム)と呼ばれる大きな生き物です。
映画の中では細かい設定は含まれておらず、腐海を守る大きな生き物として存在しています。
そもそもこの生き物は非常に大きな虫という設定です。
王蟲(オーム)とは、体長80メートルもある巨大な生き物です。
目の数は14個あり、ダンゴムシっぽいけど何か違う少し不気味な見た目をしています。
ナウシカでは、様々な不思議な生物が出てきますがその生き物の中でも王蟲(オーム)は特別な存在です。
映画では語られることはなかったですが、王蟲(オーム)は人間によって作り出された生物です。
元々人間による環境破壊で、自然が壊されたという設定の内容ではありますが、
その環境を元に戻そうという努力もしていたわけで、それが腐海です。
環境を綺麗にする為に必要な腐海を守る抜くために作られたのが王蟲(オーム)という生き物なのです。
ちなみに、王蟲(オーム)は人工で作られた生物ですが、映画内でも登場する巨神兵も人工物です。
王蟲(オーム)は見た目的には先ほども書きましたが、ダンゴムシっぽいです。
しかし、モデルとなっているものはだいぶ違うのはご存じですか?
様々な説があるのですが一つの説としては、三葉虫をモデルにしているのではないかという意見です。
確かに見た目が似ているという観点からみるとあながちウソではなさそうです。
二つ目は、宮崎駿監督が好きだったオーストラリアにある“カタジュタ”という岩という説もあります。
この岩は、見た目が非常に大きくインパクトのあるもので、この岩が迫ってくる感じが王蟲(オーム)の暴走で進んでくるシーンとなったのではないかと言われています。
そして三つ目が、“モスラ”を参考にしているという説です。
モスラとは、昔の東映映画に出てくる怪獣の事です。
見た目はオームと同じような見た目をしていますが、色などは違うイメージで、ダンゴムシというよりは幼虫といったイメージの生き物となっています。
宮崎駿監督が昔映画を見に行ったという話があるので、そこからそのような考察が出ているそうです。
一番有力なのは二つ目の説ですね。ちなみにこのカタジュタという観光地は“風の谷”とも呼ばれているそうです。
他にも昔の映画に出てくる怪物や生き物を参考にしているのではという声が上がっていますが、
王蟲(オーム)は怪物と言うよりは平和に森を守る生き物設定なので、怪物というのは少し違うような気がします。
ナウシカに出てくる王蟲(オーム)が怒るとどうなる?
自分は公開当時、父親に連れられ、何の前情報もなく、ナウシカを劇場で鑑賞し驚きました。
物語の世界観とか王蟲の動きなど
日本のアニメの爆発的な進化を目撃した気がしました。😱 pic.twitter.com/kHEurGbZQC— たっつん (@ta2ya_ta2ya) July 10, 2020
ジブリはあれやな…何度も思うけど時が経つほど見え方が違う。大人になっても新鮮に楽しめてすごい。
よく分かんなかったスルーしてた部分とかね。
ナウシカが碧き衣に最後なんとなくなってたのは、オウムの血なんだと今日気付いたww
赤い服着てて着替えてもないのに疑問に思ってなくてバカ!!— eru (@cerulean_ab) July 9, 2020
王蟲(オーム)は性格的には優しく、とても温厚な生物です。
知性も高く、映画内でナウシカと心を通わせるシーンもあります。
王蟲(オーム)の見た目で一番目がいくのが目の多さです。
この目は通常青色ですが、怒ると赤くなります。
怒ると普通の人間では手がつけられなくなってしまい、猛スピードで突進してきます。
体重は4トンだと言われているので、これが突っ込んできたら終わりですね。
目が赤くなると手が付けれない王蟲(オーム)ですが、青に戻れば安全です。
映画内でも、ナウシカと心を通わせて目が赤から青に変わって帰っていくシーンがあります。
彼らは知性が高いので様々なことを仲間と共有する力を持っています。
有名なシーンですが、ナウシカが幼いころにまだ小さかった王蟲(オーム)を守ろうとした事を覚えていて、その情報を共有しているので、ナウシカは彼らの暴走を止めることが出来ました。
映画内では、多くの王蟲(オーム)が一斉に暴走を始めます。
しかし、情報を共有するという観点から、一匹の王蟲(オーム)の暴走を止めることにより、
他の王蟲(オーム)もおとなしくなっていくことが分かります。
王蟲(オーム)には他にも様々な特徴があります。
まず、彼らは集団で生息しています。
映画内でも描かれていますが、彼らは水の中に巣を作り、その中で生活をしています。
なので、あまり人の目に触れられることなく生活をしているのです。
さらに、映画内でもありましたが、ナウシカが傷ついてしまった際に黄色の触手を出してケガを治す。
というシーンがあります。彼らはその触手で治癒をしたり心を通わすことが出来るのです。
まとめ
1984年公開『風の谷のナウシカ』を映画館で観てきました。90年生まれの自分にとっては「やっとナウシカを観れた」という感じ。『いまここは84年なんだ」と思いながら客席の向こうのスクリーンに没入してきました。膝に王蟲を抱えて。うわーやっと観れたー!#風の谷のナウシカ pic.twitter.com/3kaCVlEOTc
— かわさきしゅんいち@絵本作家・動物画家 (@nupotsu104) July 5, 2020
ナウシカに出てくる虫たちは様々な見た目で、中にはグロステスクなものや、可愛い見た目なものもいます。
しかし、その中でも王蟲(オーム)は名前もあり、インパクトも強い非常に印象に残る生き物です。
見た目は確かに少し怖いですが、モデルとなった生き物についてなどしっかりと正体を探ると非常に優しい生き物です。
そんな優しい生き物でもスイッチが入ると手が付けられなくなりますね。
映画内では怒るとどうなるのかなど語られる場面が少ないですが、漫画版や原作はしっかり、内容にも触れているので、
映画を見たことがある方はより詳しく知れて面白いと思います。
是非読んでみてください。
ということで今回は「ナウシカの王蟲(オーム)の正体とモデルは何?怒るとどうなる?」でお伝えしました!
最後までお読みいただきありがとうございました。