こんにちは!うーたんです!
スタジオジブリを代表する作品「千と千尋の神隠し」。世界中の人に今でも愛される名作アニメーション映画です。
この映画は、ファンが多いからこそ様々な憶測や都市伝説がささやかれています。
今回は、千と千尋の神隠しについての都市伝説、「火垂るの墓の節子やだるまが怖い理由」「幻のラストシーン」について、インターネットでささやかれている噂についてまとめてみました。
題して「千と千尋の神隠し都市伝説・火垂るの墓の節子やだるまの登場が怖い!幻のラストシーンの存在は本当?」です!
千と千尋の神隠し都市伝説・火垂るの墓の節子やだるまが怖い理由
千と千尋の神隠しの都市伝説・裏設定
水上駅にオカッパ姿の女の子が。このオカッパ姿の女の子は『火垂るの墓』の節子で兄の清太を待っているのではないかと言われています。 pic.twitter.com/ziXIQShOFB
— 映画好き男子🎬シネマヒッツ (@cinema_hitsTV) April 13, 2020
【千と千尋の神隠し】
「千と千尋の神隠し」 の水上の駅のシーンに出てくる、一人だけジッとこちらを見ている少女は、「火垂るの墓」の節子。#jiburi_love_
— ジブリ情報館☆ (@jiburi_love_) July 16, 2020
「千と千尋の神隠し」のワンシーン。バス停に「火垂るの墓」の節子が兄を駅で待っているというのは有名だけど、最後の千尋が身に付けている髪ゴムが一瞬光る「ハクの涙」っていうのは意外と知らない人居るんじゃないか?諸説ありだがハクは千尋と別れの挨拶をした後、湯婆婆に八つ裂きにされたらしい。
— れおまる (@Reomaru0812) June 26, 2020
「千と千尋の神隠し」の都市伝説の一つに、同じジブリ作品である『火垂るの墓』の節子がいる、という噂があります。
節子ではないかとされている少女が登場するのは、「海原電鉄」の「沼原駅」のシーンです。
海原電鉄というのは、千尋が銭婆に会いに行くために、カオナシや小動物にされた坊たちと乗り込む電車のことです。
その電車が、千尋たちの目的地である「沼の底」へ向かう途中で止まるのが沼原駅です。この駅では千尋たち以外の乗客が降りて行きます。
ここのホームに立っている少女が、節子ではないかと噂されているのです。
この電車の乗客は、半透明の影のような者たちです。
このことから、この電車は、死者を運ぶ乗り物ではないか、と推測されるようになったようです。
確かに、千尋たちの出発前に釜爺が言う「行きっぱなし(戻りの電車がない)」というセリフも、死の世界へ行くことを連想させます。
ホームにたたずむ節子は、この電車で遅れてやってくるであろう、兄の清太を待ち続けているのではないか、ということだそうです。
見落としてしまいそうなほど短いシーンですが、このような解釈で見ると切ないですね。
続いての都市伝説は、トンネルの入り口にあった「だるま」が、もともと人間だった、というものです。
千尋の両親が車を止めているところの前にだるまの像がありましたね。
あのだるまが、千尋のように神様の世界に迷い込んだ人間が、湯婆婆の魔法でだるまに変えられてしまったものだった、という噂があります。
千尋が帰るとき、ハクは「絶対に振り向いてはいけない」と念を押します。
千尋は途中、振り向きそうになりますが、髪飾りが光って振り向くのをやめました。
もしここで振り向いていたら、だるまに変えられてしまっていた、ということだそうです。
これらの都市伝説は知らずに見ていれば何とも思わないシーンですが、都市伝説があると思ってみていると怖いと思ってしまうかもしれませんね。
千と千尋の神隠し都市伝説・幻のラストシーンの存在は本当?
千と千尋の神隠しのラストシーン。
ハクが手を離して、振り向けてはいけないよって言うあたりからボロ泣き。— Culzean (@Culzeany) February 10, 2020
千と千尋の神隠し
幻のラストシーンはありませんでした。
が、トンネル出た後髪飾りが光る時に絵がズレたんでそこで変わってるかも?— たかとし (@traceur_taka) July 6, 2020
まって????
ジブリの上映、千と千尋の神隠しさ、幻の最後のシーンは????
もしかして流す???
流さんかな?…
いや、どっちにしろ見に行くやろうけどさ???
もし、幻のラストシーン見れたら泣くと思う。— 🌸桜陽☀良ければ固定見て (@sakura_chizome) June 20, 2020
千と千尋の神隠しの映画館の奴幻のラストシーン入ってる?
— りょ@ (@ryo_z400fx_z650) June 27, 2020
さらなる都市伝説として、映画公開当初、劇場で数日間しか放映されずその後カットされたという「幻のラストシーン」がある、とファンのあいだで噂されているのをご存知ですか?
本来のラストシーンをまずは思い出してみましょう。
ハクと別れた千尋が、トンネルを抜けて元の世界へと帰ろうとします。
トンネルを抜ける前に、千尋が振り返りそうになるとき、銭婆にもらった髪留めがキラッと光って、振り向くことなくトンネルを通り抜け、無事戻ることができます。
トンネルから出てきた千尋は通ってきたトンネルを見つめます。
両親に呼ばれ一緒に車に乗って、出発していき、ここで物語は終わります。
「幻のラストシーン」とは、このエンディングに続きがあったというものです。
具体的には、こんな感じです。
・千尋の髪留めが、もともとつけていたものから銭婆にもらった髪留めに変わっていることに気づき、なぜかは覚えていないため不思議がる。
・新居に向かっている途中、引越し業者がすでに到着しているのが丘から見える。母親が「もう引っ越し屋さん来ちゃってるじゃないの〜」と父親に怒る。
・新居に到着後、引っ越し業者に「遅れられると困りますよ」と注意される。
・千尋が一人で新居の周りを歩いていたところ、短い橋のかかった小川を見つける。
・橋から小川を眺めていると、千尋がハッとした表情をして、この川がハクの生まれ変わりであると気づいたかのような描写で物語が終わる。
幻のラストシーンはデマ?
このラストシーンの噂がネットで拡散されると、「なんか見たことがある気がする・・・」という人が続出し、都市伝説となったようです。
この噂は2014年の2ちゃんねるの書き込みが出所のようで、2001年に本作が公開されていることからすると比較的新しいものであると言えます。
それ以前にはそのような噂がないことからも、これはデマである可能性が高いのではないかと思います。
上記で挙げた「幻のラストシーン」とされるシーンは、本編中によく似たシーンが存在するため、一部の人が勘違いして、見たことがあると思って拡散してしまっているのではないかと推測されます。
まとめ
千と千尋の神隠し都市伝説・火垂るの墓の節子やだるまの登場が怖い!幻のラストシーンの存在は本当なのかという疑問について、これらの都市伝説はあくまでも噂であり、「千と千尋の神隠し」に込められた本来の意図とは異なるものである可能性も大いにあります。
とはいえ、この映画には、明言されていない意味深な描写や演出がたくさん盛り込まれています。見た者が自由に解釈できる余白があることも、本作の魅力であると言えます。
物語をより理解し、想像を膨らませるさまざまなしかけが盛り込まれていることもまた、この映画が公開以来長年多くの人を魅了し続けている理由でもあるのでしょう。
ということで今回は「千と千尋の神隠し都市伝説・火垂るの墓の節子やだるまの登場が怖い!幻のラストシーンの存在は本当?」でお伝えしました。
最後までお読みいただきありがとうございました。